イチヂク 2018/04/22
めっきり春らしくなったこの頃、居心地のいい場所を見つけるメイジン、リリーは日向ぼっこでまどろんでいる。
外には、ようやく新芽を出して来たばかりの植物がある。
中でも、イチヂクは、リリーたちには要注意だ。うっかりしていると、葉を全部食べられてしまう。後にはココナッツに似たさわやかな甘い香りが残るだけ。
ビオレ・ソリエスという種類のこのイチヂクは、葉の芳香が特に強く、手で軽く触れるだけでも香り立つ。8年ほど前、苗木が届いた頃は、彼らにその幼い葉をやられたことがあり、それからは、鉢の置き場を隔離してきた。毎年挿し木を繰り返し、4本根付いた。地植えにした一本は、今では人の背丈を超えるほどになり、夏には濃い紫色の甘い実をつける。そう、イチヂクの果実は花らしい。今年も、真夏の花実が楽しみだ。
by sabrit
| 2018-04-30 15:35
| アフガンとサルーキ