アムにとってパピークラス最後の挑戦だ。
兄弟のアロハも昨日から会場入りしていた。
前肢がソックスパターンのアロハとは、3月の北関東インター以来になる。あれから彼は2回のパピー、リザーブキングを勝ち取り、私は再会が楽しみだった。
アロハは顔立ちが面長に整い、さらに落ち着き増していた。私のことはもはや眼中になく、ハンドラーさんの動きを始終目で追い続けている。
アムはどこでもやんちゃだ。
注意すべきはヒゲ!サルーキは古代からの姿を残している犬種なため、目立ったトリミングは必要ないらしい。従ってヒゲもそのままでいいようだ。私はアムのそれをすっかり切っていた。
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東京で予備校時代、スコッチテリアに興味を持ち、エーデルワイス犬舎の秋沢道子さん宅を尋ねたことがある。突然の訪問で驚かれたであろうが、親切に中に通してくださり、当時活躍していたスコッチとワイヤの名犬たちを見せていただいた。
シルエットが絵になるスコッチを見て、昔の恥ずかしい思い出が甦った。
神々しいボルゾイ。
犬好きにもいろいろある。
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結果は、兄妹それぞれイタグレとの一騎打ちで、グループ1stだった。
アロハの審査。
アム、頑張れ!
☆ハンドラーさんありがとうございました。